【2008/07/11/Fri】
ただいま教習所にて1点足りずに効果測定を落ちたところです。泣いてなんかないさー。
MT車の問題でふたつ間違えたから技能でマニュアル受けてたらきっと通ってたんだけどなぁー……帰って卒の論の中間報告メール送らにゃならんのに……1点…… 2時間後にまたあるので受かってから帰ります。二の轍は踏まねぇぜ。 行き帰りでこつこつ進めていた『クージョ』を昨日読み終えました。読後感的には『ペット・セマタリー』に近かったかな。 訳者後書きには「キングらしい作品」と書いてあるのですが(そう書かれていない作品の方が稀だと思いますが)、読み終えてすぐの感想としては、他作品に比べて珍しい構成ではないかなぁという印象を受ける話だったように思います。 確かに話のテーマや人物の描き方はいつものキング節なんだけれど、キングにしては割と最初の方から話が動いているし、「化け物」も実体としてすぐに現れている。「化け物」と直接に関わりのない話(アド・ワークスの話、チャリティ・ブレット母子の話)が同時並行で描かれているのもちょっと珍しいような。 なんというか、「キング以外の人間がこのテーマとストーリーで書こうと思ったら、かつその人間が手慣れたうまい人間だったらこうなるんじゃないかなぁ」的な構成というのか……要するに話の造形面ではなく構成面でキング臭が薄い感じだったのです。うーんうまいこと説明できない。 「手堅さ」が感じられたというのが一番しっくりくるかなー。キングの魅力は人によっては全く受け入れられないような偏執的でくせのある筆致と、破綻すれすれの構成+それを傑作に昇華させてしまう異様な筆力にあると思っているので、まぁ早い話がちょっと物足りなかったのでした。面白いんだけどね。 でも考えてみれば500ページいかない短い本だから、物足りないのは当たり前なのかも……。『トム・ゴードンに恋した少女』のように登場人物が極端に少ない話ならともかく。 ともあれ家のキング在庫が尽きました。はよ仕入れねば。Wikipediaで確認した限りでは未読はあと8作! がーん。まだそんなにあるのか。 |
【2008/05/26/Mon】
うーんまた随分間が空いてしまいました。書かなくなった習慣を元に戻すのは思いのほか大変です。
今週会誌の〆切があるんだけど、さてどうしようか……。 サボっているうちにキングの『ダーク・ハーフ』を読み終え、ついでにいつの間にか読み始めていた『クリスティーン』も今日終わりました。 『ダーク・ハーフ』は続編とも言うべき『ニードフル・シングス』を先に読んでしまっていたのもあって大体オチがわかっていたのですが、逆にそっちで語られる「過去の惨劇」に対してオーバーな想像をしていたせいか、予想外にあっけないラストに感じました。もっとごてっとした悲劇的な結末かと思っていたんだけど、そうでもなかった。 『ダーク・ハーフ』はストーリーの中身云々というよりも、キングが実際に二重名義作家だったという背景込みでの面白さがある作品かなーと思いますね。 『クリスティーン』。最初に書店で下巻裏表紙の解説しか見なかった管理人は「妖しい女性にとり憑かれておかしくなっていく男とそれを止めようとして大変な目に遭う友人」の話かと思っていました。ある意味ではあたっているけど根本が全然違った。表紙を見ていればわかったと思うんですが。上の筋だとなんだか日本的ですね。 ホラーはホラーですが、根っこはアメリカのティーンエイジャーの青春劇にあったように思います。上記『ダーク・ハーフ』のようなサスペンスや『レギュレイターズ』などのパニックホラーよりもむしろ『アトランティスのこころ』や『スタンド・バイ・ミー』に近しい感じ。思わずほろりとさせられてしまいました。だから最後の最後はちょっと蛇足に思えた感も……。 しかし『レギュレイターズ』……たとえがマイナーだな; キングって意外に純パニックホラーを書いてないんですね。普通なら「パニックもの」で終えるところを登場人物に異常な描き込みをしてしまうからそう感じるのでしょうか。 そういう偏執的な筆致も含めて私はキングが好きですが、純粋なホラー好きはただホラーというだけではキングの作品に及第点を出さないのかも。基本的に設定はB級だし。一番怖い(管理人周り調べ)のは超常現象・心霊現象一切なしの『ミザリー』だし。 次は何を読もうかな。『ドロレス・クレイボーン』が手元にあるのですが、リンクしているらしい『ジェラルドのゲーム』より先に読んじゃって大丈夫かな? 『クージョ』もあるけど、これも誰が死ぬかとかかなりバレを知ってしまってるんだよね……とほほ。リアルタイムで刊行順に読みたかった。 |
【2008/05/17/Sat】
就活が終わったので今まで出来なかったことをしようかな、と考えてみたら、色々とありましたがまず大きなひとつは「本を読む」こと。
普段は移動中に新しい本を読み進めるのですが、最近はもっぱら携帯をいじっているか寝ているかだったので、大学在学中キング全読破!の目標に向けて中断していた『ダーク・ハーフ』を再び読み始めました。 忘れてるんじゃないかなーと不安をもって再開しましたが、筋がシンプルで強烈なだけあって割とすんなり帰還。3ヶ月以上のブランクも何とかなるもんです。しかしスタークから知らされた殺人を警部に通報する電話の途中って、またエラいところで止まってたな…… 4年かけてこつこつ読んできましたが全読破までにはまだまだ冊数がありそうです。実際あとどのくらいなんだろう……と勘定することは出来るけれど、日割りでノルマ出したりするのは怖いからやめておこう; |
【2008/03/06/Thu】
なんだか就活の話ばかりで申し訳ないのですが、だって就活しかしてないんだから仕方がないじゃない! と理不尽な逆ギレをしつつ今日も就活の話です。
と、書いてしまってから気がつきましたが、逆ギレというのは理不尽だからこそ逆ギレと呼ばれるのであって、理不尽でない逆ギレというのはそりゃ単なる正当な反論だ。 さてはて、この時期は就活必携本、と呼ばれる類の書籍が世に溢れておりまして、ご他聞に漏れず管理人も数冊備えるだけは備えております。 四季報から始まり筆記試験対策から面接対策、マナー教本に至るまで、ありとあらゆる手段で悩める就活生たちをフォローし、あわよくば一儲けしようという熱意みなぎるとりどりの本……。はっきり言ってどれを使えばいいのかわからん! というのが正直なところです。 そんな本たちの中から、管理人が「これ、役に立ってるわ……」と実感を持っている一冊を挙げるなら何かと申しますと、えーと先に謝っておきますすみません。それはずばり『オトナ語の謎。』です申し訳ありません。だって実際役に立ってるんだから仕方がないじゃない!(2回謝った挙句逆ギレ) その実態は全く就活のためのものではなく、「オトナの世界のヘンな言葉『オトナ語』を楽しもう!」をコンセプトとした誰が読んでも普通に笑って楽しめる本ですが、しかししかし、これはある年代の人間にとっては間違いなく実用書なのです! だって説明会でめちゃめちゃ飛び交うんだよ! 学生にはちんぷんかんぷんな「オトナ語」が! もちろん企業の方も学生にわかりやすいように丁寧な言葉で説明して下さるのですが、やはり習慣とは消しがたいから習慣なのであって、言葉の端々からぽろりと普段の調子の「オトナ語」がこぼれます。 そこは大学生とて半分ぐらいはオトナに足を突っ込んでいる人間ですから、「手前ども」「御社/弊社」「アポ」「コネ」「プレゼン」あたりは余裕です。 しかし「ヒヨウタイコウカ(=費用対効果)」「すり合わせ」「タスク」「ベネフィット」あたりになると「……んん?」となり、「シナジー」「ロット」「ペンディング」「ブラッシュアップ」「ウィン-ウィン」と続けられた日にゃあもう「なんのこっちゃいな?」状態。 ある大手企業の説明会で、司会の物腰柔らかな女の方が「3月いっぴ」と言った途端、一瞬会場内が「きょとん」な雰囲気に包まれたのを私は見逃しませんでした。 そんな「きょとん」も『オトナ語の謎。』一冊で全て解決です。「ホントに使ってるんだ……」と思いつつ言葉の意味を正確に取ることが出来ます。 しかし問題もあって、あまりにも用語の説明が面白いために、「オトナ語」を聞くたび永田さんの絶妙なツッコミが思い出されて困ることしばしば。 これもまたある企業の説明会時。社員の方と間近にお話させて頂いている時に「販促の方法としては、インセンティブを持たせるとかがありますね」という言葉が出て、社員の方がわざわざ「あ、インセンティブって言うのは、例えば営業の人に『何台売ったら1万円ボーナス』とかの褒章を付けたりすることです」と付け加えて下さったのに、管理人といえば「馬の鼻先にぶら下げるニンジン」の図を思い浮かべて吹き出すのを必死でこらえていたのでした。ヒド過ぎる。 説明会で飛び交うオトナ語に困り果てている方……というのはさすがにいないと思いますが、単純に面白い本なので見かけたらどうぞ手にとって見てみて下さい。文庫にもなってます。 |
【2007/12/17/Mon】
企業へのエントリーやら何やらでフォームに名前だの住所だのを入力しまくりへとへとになっております。あれこれ入力しすぎて遂に自分の名前を間違ったりしております。ぐおおお。
就活に限らずこういった登録作業で困るのはなんといっても「パスワードの設定」です。 自他共に認めるハイスペックおっちょこちょいなー(人称形)である管理人のこと、ちょっと玄人を気取ってパスワードを複数個作成したりすると逆におっちょこちょい管理による被害が大きくなるのを危ぶみ、開き直ってひとつのパスワードをあらゆる場所に使い回すという情報学を専攻する人間にあるまじき姿勢を貫いています。この昔馴染みと共に心中する決意です。 しかしそんな健気な二人の前に障害が現れたのでした。 丸括弧をお供に太字体でふんぞり返り、横をそっと行き過ぎようものなら高らかな警告音と共に入力の修正を要求する赤いコメ印ビームを放つ憎きアイツ。 何を隠そう、奴こそパスワード界にその名を轟かせる「8文字以上パスワード」……! えーと既にオチはばればれですが、管理人の昔馴染みのパスワード様、7文字なのです。 仕方がないので8文字以上大王に出くわした時は後ろにひとつ文字をくっつけて対抗していますが、大王がいなかったところとごっちゃになってわけがわからん状態。 この際全部8文字に統一するか……と思った矢先に「12文字以上」という非常識なお方が出現したりしてもうどうしていいやら。 長いのも面倒だけれど、カードを始めとする簡易パスワードに良くある「数字4文字」も好きじゃないですねぇ。「推測されやすい数字は避ける」って、数字4桁と言われてまず最初に生年月日か電話番号の下4桁が出てこない人の方が特殊だと思うんだけども。 ◇ 昨日キングの『呪われた町』を読了しました。 読む前に言われたほど「面白くない」とは思いませんでしたが、いわゆる「きちんとしたゴシックホラー」といった作品で、いつものキング流スパイスが感じられないかな、という部分はありました。二十に上る人物の名前が入れ替わり立ち替わり、というところはいかにもキングの書き方なんだけれど、いまいちぴりっとしていないと言うのか。キング自身もそんな感想を漏らしていますね。 次は『ダーク・ハーフ』に取り掛かろうと思います。この後編とも言うべき『ニードフル・シングス』を先に読んでしまっているのがちょっと気にかかるけど; |
