【2009/02/17/Tue】
夜型が治りすぎて超のつく朝型になっています。具体的に言うと9時に寝て4~5時に起きています。朝方と言うよりおじいちゃんだ……。
「ほぼ日手帳2009」を買いました。今年からspringバージョンです。去年は忙しい時期と何も予定がない時期がはっきり別れていて有効活用できなかったから、今年はきちんと使えるといいな。 手帳と一緒にずっと買おう買おうと思っていた『小さいことばを歌う場所』と『思い出したら、思い出になった。』も購入しました。 もうね、ホントにいい。ヘタな解説は不要。ぜひ公式紹介ページで立ち読みして下さい。 これがたった1年の間に生まれたことばだなんて、しみじみ凄いなぁ。 立ち読みに載っている『ちょっと低いところで落ち合おう』や読者メールで人気のことばも勿論大好きですが、取り上げられてなかったけどいいなぁ、と思ったのは『立つな目くじら』。 涙腺を刺激されるような胸にずんと来ることばが並ぶ中で、 日本人のガニマタの原因ってさ、 身長計の台に描かれた足形が 逆ハの字になってるからじゃないのかね。 ……といった脱力系のことばがほいっと入っているのも素敵。 ほぼ日に掲載されている文章って見やすく改行されているから、コラムではない普通の文章の中の一節を切り取っただけでも詩のように見えますね。 糸井重里著、永田泰大編、というだけで私にとってはお気に入りになるしかないでしょ!な二冊です。 永田さんの「ことば」を選ぶとしたら、涙腺刺激系は『ポケットに「MOTHER」。』、脱力系は数え切れないほどあるけど、これ↓が印象に残り続けています。長いけど引用。 そのとき、僕の脳髄を雷光が貫いた。 中国製の大きな銅鑼が耳元でジャーンと鳴った。 おでこの真ん中あたりで小窓がパカッと開き、 中からかわいい小鳩がせり出して フォルッフォー、フォルッフォーと二度鳴いた。 視界の右からはマラカスを振る褐色のラテン系美女が現れ、 視界の左からはハープを奏でる金髪のギリシャ系美女が現れ、 それぞれ並行に移動し中央ですれ違って左右へ消えた。 鳴り響く7本のトランペット。 宙を舞う7色の紙吹雪。 表で待つ7人の敵。 白雪姫と7人のこびと。 親指姫と7人のこびと(同じ大きさ)。 桃太郎と7人のこびと(無関係)。 表で待つ7人の敵(まだいたのか)。 まばたきひとつでそれらはあっという間にかき消え、 かわりにぼくは真実を悟った。 わかった。なぜこのヨーグルトがうまいか、わかった! そうさ、それは、りんごが入ってるからさ! なんかもう、大好きだ。 |
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