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日中の暑さを避けた報い
 図書館に行ったら目当ての本を見つけ出す前に閉館時間で追い出されたとんだ無駄足管理人です。結局延滞していた本を返すだけになってしまった。
 そりゃ閉館15分前に家を出る方が悪いんだけど、ちゃんとあらかじめ置いてあるのを確認して番号とかも調べてから行ったのに無いんだもんなぁ。
 明日はなるべく午前中に行って、ついでにキングの本でも借りてこようかな。

 以前ここで書いていた「携帯サイト用100題企画」を試しに書き始めてみました。
 携帯用に携帯用に、と思っているのに手が勝手にワンセンテンスの長い文章を書く~。ノリを良くしようとすると癖でどうしても……。
 まだあまり進んでいませんが、想像以上にバカなものになりそうな予感です。これでホラーを含む100作も書くというのか私は。
 予告代わりに冒頭部を掲載してみようかな。興味がありましたら追記へどうぞ。
 せめて10作ぐらい書き溜めてから……と思っているので正式な企画スタートにはまだ当分時間がかかりそうですけども。
 100題オムニバス導入部。
 この話を入れて数作の(主に設定紹介用)基幹話があって、他は全部独立して読めるような形にしたいと構想中です。

---『はじまり』(お題NO.01「はじまり」)-----------------------------------

 何事につけても「はじまり」というのは劇的なものなのだと、誰が決めたわけでもないが、この世界では往々にしてそういうことになっている。

 じき夏が終わろうという世界の片隅にも、今何かの「はじまり」の気配が漂っている。
 だがその「はじまり」は、果たして劇的であるやなしや?
 結論だけを見据えるならば、そのはじまりの舞台となるであろう、大学以外に特筆すべき名所もないある町の、静かな住宅街に埋もれるように建つあるアパートのゴミ捨て場にも、そのはじまりの主となるであろう、今まさにゴミ捨て場の前を通りかかろうとしている一人の青年にも、「劇的」という言葉に必要な何かが少し、いささか、かなり――全く、欠けていた。

 本日の授業を終えてゆったりとした足取りで帰路を行く、今春大学生になったばかりの背の高い青年は、我が家まであと十数歩というところで何やら騒がしい音を耳にした。
 立ち止まって耳を澄ましてみる。ばたばたと、何か小さなものが暴れるような音に混じって聞こえるのは人の声で、しかも、どうやら悲鳴である。
「こら、やめろ!」
 察するに、それは少女漫画の冒頭に登場し、めくるめくロマンスのきっかけとなるような、か弱い少女が助けを求める声ではなく、男、しかも立派に成人している野郎の声である。
 とは言え青年は特に落胆することもなく、異音を耳にした人間がみな反射的にそうするように、音の方に顔を向けた。数歩の先、何の変哲もないゴミ捨て場の、何の変哲もない水色のポリバケツに溜まったゴミの上に、何の変哲もないキジバトが一羽。

 そしてそれに対峙する、えんぴつ大の小さな人間ひとり。

「ええい、どかぬか!」
 ででっぽーと首を振り振り興味津々に近付こうとするハトに、小さな男は手にした木の枝を振り回して対抗している。ファンタジックな黒の衣装の背中には、トンボのように透き通った羽が一対、ちょこんと生えている。
 良く見れば男の背後にはこれまた小さな、こちらは可愛らしい薄桃色の衣装に、蝶のような羽を生やした少女が一人、隠れて震えていた。
「おじさま、怖い……」
「大丈夫だ、動くでないぞ」
 緊迫したバトル(ミニチュア大)。
 小さな人間?二人が遂に壁際に追い詰められたそのとき、ひょこりとゴミ箱の上に影が差した。突然の気配に驚いたハトはででっぽーと飛び上がり、ばたばたと逃げていった。
「ふう、やっと行きおったか……」
 小枝を落とし、男が息をつく。
「おじさま平気?」
「うむ」
 頷いて天仰いだ男と、
「……」
 ゴミ箱の前に無言で立つ青年の目が、

 かちり、と合った。

 数秒の沈黙のあと、小さな人間?二人がわぁきゃあと同時に悲鳴を上げた。

---以下続く。----------------------------------------------------------

 うーん。おバカな雰囲気がぷんぷんですねー。書いててかなり楽しいですが。
 しかしやっぱりどう見ても携帯特化じゃない。もっと一文が短くて改行が多いんですよね。でも携帯のために自分の文体を捨てるのは嫌だし、そのへんはもう諦めます……
 これはもっと長く続きますが、基幹話以外は原稿用紙数枚の短い文にする予定。
 一応モバイルサイトだけの掲載にする予定なのですが……PCサイトから読みたい方いらっしゃいますかね? 上記の通りどうしても携帯特化に出来ないことははっきりしたし、日に1アクセスあればいい方のモバイルサイトだけで連載しても虚しい気がするので、ちょっと迷っております。


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